逃げ道を作り、完璧を求めない看護師になるには。

ちーっす、しゅうまいです。

看護師の皆さんお疲れ様です。

私は、臨床で15年働いてきました。

先輩看護師、後輩看護師、看護学生だけでなく、看護師長や看護部長といった方々とも色々話をしてきました。

色んな看護師と出会ってきましたが、真面目で責任感強い看護師ほど、完璧を求め、バーンアウトしていなくなって(退職して)しまいます。

人の命、人の生活と向き合う仕事であるため、正解、完璧というのはあって、ないようなものなのです。

中には、医師の指示だからと言って、怒鳴ったり、押さえつけたり、身体拘束をしてまでも時間指定の点滴を行おうとする方もいました。

そんな方も、そうしたくてそうしているわけではなく、忙しい中で何にもの命を預っている。

という重圧や責任の中で看護を一生懸命にこなしているのです。

医師の指示通りに行うのが看護師ではありません。

その患者にとって何がベストなのか、考えることが看護師には求められているのです。

疾患の状況、治療の状況、使用している薬剤は何か考える。

身体拘束をしてまで行うべきなのか考える。

自分で考えて、自分なりの考えを持ち、医師に相談して、違う方法ないのか相談する。

患者の疾患の治癒、入院前の生活に戻れるように介入していくのが目的であって、

医師の指示通りに点滴を投与することが目的ではないハズです。

医療者が同じ目的・目標に向かって、

どの方法がベストなのか考える。

この方法は一つではないハズです。

いろんな方法を提案して、その患者にとって何がベストなのかを考える。

これが大事なのです。

完璧な方法なんてないのです。

一人で考えつかないのであれば、他の看護師と考える!

そのためのチーム医療なのです。

完璧な人間などいないのです。

みんなで患者達を看ていくのです。

ミスは、いくら予防していても起こるときは起こります。

同じことを繰り返さないようにするためにはどうしたら良いか。

起こった事故を誰か個人の責任にするのではなく、誰が行っても事故が起こらない方法を考えることが大事なのです。

事故をゼロにするのではなく、ゼロに近づける。

ことを考えることが大事なのです。

みんなで取り組み、改善方法を考えていきましょう。

あなたを含め、すべての看護師が心身ともに健康であることを願っています。

では、また別の記事であいましょ。

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