何年たっても変わらない考え(本質)を身につける

メディアでは、流行と謳い、さまざまな情報を発信している。

しかし、1年も2年もすればその流行は過去のものになり、忘れ去られる。

それに反して、歴史上の人物や本、美術品などは世代が変われど、現在も受け継がれてきている。

わたしは、電車などの移動の際に本を読むのだが、

興味本位で、福沢諭吉の「学問のすゝめ」を読んでみたことがある。

1900年頃であり、約100~120年前の人が書いた本である。

ここには、収入を増やしたいのであれば学問をする必要がある。と記載されている。

学問、勉強、調べることで何が得られるのだろうか。

なぜ、与えられた仕事を一生懸命こなすだけでは収入の増加に繋がらないのだろうか。

看護師資格を取ると勉強しないとどうなるのか?

確かに経験は増えていくが、知識は横ばいな状態が続く。

しかし、翌年には新しい新人看護師が入職してくる。

これが積み重なると、10年後のあなたは、10年分の経験があるが、知識は1年目の看護師となんら変わりないのである。

これがどういうことか考えたことはあるか?

これは、現状維持でも横ばいでもない。

下降しているのである。

そのことに早く気づいたものこそ、学習、勉強、調べるなどの行動に至っているはずだ。

また、学習、勉強、調べるといった能力を身につけたものは、

自分の身体を使わずにも、他のスタッフへの指示を出すことにより

働くことができる。それが役割となったからだ。

どう働くのか、学習するのかしないのか、

決めるのはあなたであって、

その権利を行使するのかしないのかもあなた次第だ。

ちなみに、看護のことだけを学習するだけでなく、

あなたの人生に必要なものを振り返り、

何を学習するのか考えることもあなた次第だ。

そのためにも、何がきっかけになるかは人それぞれだが、

学習、勉強、調べるという方法を身につけなければいけない。

遅かれ早かれ、あなたは気づくであろう。

あなたの人生に何が必要なのかを。

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